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まちの話題

まちの話題をピックアップします!

「世界初!新たな特性を持つ微生物の捕獲に成功!」幌延の地下が宝の山に?(H28.2.25)

HSAI-1

世界で初めて捕獲された微生物「HSAI-1」

 “ライズ(地圏さん)”の愛称で親しまれている「幌延地圏環境研究所(H-RISE:ライズ)」。

 毎年恒例のおもしろ科学館では、科学の不思議・面白さをわかりやすく解説してくださる研究所の皆さまは、日頃、どんな研究をしているのでしょうか?

 今回、研究成果の一つが国際科学誌(サイエンティフィックリポーツ)に掲載されましたので、ご報告します。

 地下の酸素がない状態(嫌気的環境:けんきてきかんきょう)には、大量の有機物(炭素を主な成分とする物質)が未利用の状態で残って(未利用有機物質:腐植物質)おり、これらは微生物による分解が非常に困難であると考えられてきましたが、今回の研究で、嫌気的環境で腐植物質を分解できる微生物の捕獲に世界で初めて成功しました!!

 平成24年から進められた先行研究では、地下環境に生息する(1)メタン生成古細菌(こさいきん)「アーキア」という微生物が、(2)餌を食べて天然ガスの一成分である(3)メタンを作りだしていることがわかりましたが、その(2)餌がどこからくるものなのかわかりませんでした。 

先行研究
メタノサルシナ・ホロノベンシス

メタノサルシナ・ホロノベンシス

 この先行研究で、地圏の研究者が発見した(1)メタン生成古細菌の3種類は、新種の微生物として登録され、世界中の研究者が使えるようになっています。幌延で発見されたので「メタノサルシナ・ホロノベシス」・「メタノクレウス・ホロノベンシス」などと名付けられました。新種の微生物に「ホロノベ」と名付けられるのは、マチの誇りですね!
 
メタノクレウス・ホロノベンシス

メタノクレウス・ホロノベンシス

 今回の研究では、この(2)餌は、地下の嫌気的環境に存在する腐植物質を微生物が分解してできたものではないかと考え研究を進め、世界で初めて腐植物質を嫌気的環境で分解できる(4)微生物(HSAI-1株)の捕獲に成功しました!

 これが今回の貴重な発見です。

今回研究
上野さん

微生物の入った容器を手に説明する   上野晃生博士

 まだ、このHSAI-1株 が腐植物質を分解した結果、どのような物質を生成しているのかまでは突き止めることができていませんが、今回の発表により、これまで活用法がなかった地下に眠る腐植物質を微生物分解させ、天然ガス成分のメタンなどの有用物質に変換することができる可能性があります。

 研究所では、幌延町の平坦地の約44%を占める泥炭でも同じような効果が得られる可能性を調査研究しており、まさに、幌延の地下資源が「宝の山」になる!かも…。そんな凄い研究をライズではしているんです!

 今後は、今回捕獲したHSAI-1株 が腐植物質を分解した結果できるであろう(1)ホロノベンシスたちの(2)餌を探しつつ、HSAI-1株 よりもっと強力に腐植物質を嫌気的環境で分解できる微生物を探す根気のいる研究を続けるそうです。

 私たちは、経験上「イースト菌でパンがふっくら膨らむ」、「野菜を漬けると漬物になる」などと知っています。しかし、なぜ小麦が膨らむのでしょうか?漬物は野菜がどう変化したのでしょうか?詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか…。

 そうした「なぜ」を解明し、応用することが、私たちのより豊かな生活に結びつくことだと信じ、ライズを含め、多くの科学者が、日々実践しておられる研究なのです。

 今回、新しい特性を持った微生物を世界で初めて捕獲した上野博士は、研究所の先行研究があったからこその成果であると語られました。研究所は一人ひとりが専門家で、それぞれに専門的な研究を進めていますが、大きな一つの目標に向かって協力し合うチームプレーの優れた研究チームだと感じました。ライズの今後の研究に期待しましょう!

「問寒別駐在所のパトカー雪像」地域住民と同僚職員の協力でさらに進化!(H28.1.13)

スカイラインパトカー雪像

【初代スカイラインパトカー雪像】

 問寒別地区の冬の風物詩となりつつある天塩警察署問寒別駐在所・大西巡査部長が制作するパトカーの雪像が1月10日の110番の日に合わせてお披露目されました。
 今年はなんと2台の実寸大パトカー雪像の登場です!

 1台目は、ある程度の年齢層の方には懐かしく感じる車の形をしたスカイラインパトカー雪像で、昭和59年に問寒別派出所に初めて導入された車両を参考として制作されました。

 2台目は、現在駐在所で活躍しているミニパトカー雪像で、一見すると昨年と同様のデザインに思えますが、今年は後部座席が座れるようになっており、さらに進化を遂げております。

 12月初旬は例年にない雪不足でしたが、昨年のミニパトカー雪像をたいへんなご苦労のうちに制作したご夫婦の姿を見ていた地域住民有志が、型枠を設置し、ショベルカーで町内から雪をかき集め、小型除雪機で雪を吹き込み、雪像の原型を整える作業を自発的にお手伝い。

 ところが、5割程度できあがった1月5日に大西さんが足首を骨折し入院するという緊急事態が発生。今年はもう無理かと諦めかけた矢先、天塩署員有志延べ5名程度が同僚の危機に立ち上がり、地域住民からも支援の声が上がり地域が協働して残りの作業を継続しました。
 お披露目前日の9日朝の時点では8割程度の出来栄えでしたが、何とか完成させたい大西さんが一時退院して指揮を執り、スプレーで色塗りするなどの仕上げ作業を急ピッチで進めました。
 問寒別地区では元旦から雪が降り続いており、スプレーでの色塗り作業は、塗ると雪が積もるを繰り返して困難を極めましたが、午後10時頃に遂にパトカー雪像2台が完成し、無事、110番の日の午前10時にお披露目することができました。
 お披露目当日は、たくさんの地域住民や報道関係者で賑わいました。

 大西さんはしばらく入院しているため、雪像パトカーの維持は難しく、大西さんや地域の皆さま、同僚職員の力作をご覧になられたい方は、お早目に問寒別駐在所へ出向いてみてはいかがでしょうか?

ミニパトカ―雪像

【後部座席に座れる進化型ミニパトカー雪像】

愛される「糠南駅」〜クリスマスパーティーin糠南〜(H27.12.24)

糠南

【木造ホームに簡易テーブルを作る参加者たち】

 昨年12月初旬、インターネット上で「【挑戦者求む】クリスマスパーティin糠南」というチャレンジ企画が告知されました。12月24日のクリスマスイブを糠南駅で過ごそう!というイベントです。
 秘境駅の里「ほろのべ」として鉄道系資産の観光資源化で観光客を誘致したい幌延町にとっては見過ごせないイベントでしたので、主催者様が何を思い、そして参加者がどれほどいるのか調査してきました。

 主催された方は、栃木県の男性で、他の参加者は、愛知県2人、神奈川県1人、千葉県1人の道外5人、道内は札幌・江別・旭川から各1人、地元問寒別から2人、役場2人の計12人がクリスマスイブの夕方に糠南駅へ集結しました。そして、ほとんどが問寒別駅からの徒歩組です。

 主催者様は、秘境駅探訪を趣味としており、JR北海道の普通列車減便の知らせを受け、秘境駅の魅力をアピールしたいとイベントを企画されました。
 参加された方は、このイベントのために来られた方やちょうど道内を旅しているタイミングであえてこのイベントのため糠南駅に来られた、という方々ばかり。こうした呼び掛けに、全国から鉄道ファンが冬の糠南駅にやってくるのですから、いかにこの駅が愛されているのかがわかります。

 皆さんは旅をする場合、どこへ行きますか?
 札幌でしょうか、道内の温泉地もいいですね。東京のスカイツリー見物も行きたいですし、沖縄などの南国にも行ってみたいですよね。
 私たちが、どこかの観光地へ出かけるのと同じように、この幌延の秘境駅を目指して、しかも12月という真冬の時期に全国から旅人が訪れているという事実は、私たちが住むこの地域が、ある人にとってはとても魅力ある貴重な場所であることの証です。

 私たちも、自分の住んでいる地域の魅力を全国の皆さまに存分にアピールしたいものですね。

糠南パーティー

【糠南駅にケーキなどを持ち込む参加者たち】

問い合せ先・担当窓口

総務財政課

最終更新日:2016年02月25日

発信元: 総務財政課

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